お役立ち情報⑤
知って得する!むちうちに効果的な自宅でできるマッサージ方法
ここでは、むちうちに効果的なセルフケアの方法や、セルフケアを行う際の注意点などについて解説していきます。
セルフケアをする前に
むちうちには、急性期と慢性期という期間があります。セルフケアを行う前に、まずはこの2つの期間をしっかりと理解しておきましょう。
急性期
急性期は、交通事故によって損傷した部位が炎症を起こし、熱を持っている時期です。むちうちになった直後から、1ヶ月程度続くといわれています。
急性期は、とにかく安静を保つことが重要なため、コルセットを使用して首を固定することもあります。コルセットを使用すると、無理な動きを避けることができます。損傷した部分が熱を持っている場合は、入浴の際は湯せんに浸からず、シャワー程度で済ませるとよいでしょう。また、刺激を与えてはいけないため、急性期にストレッチなどのセルフケアを行ってはいけません。急性期には急性期に適した施術を積極的に行うことで経過が良くなります。
慢性期
慢性期は、交通事故によって損傷した部位の炎症が治まり、長期的な治療・施術と向き合う時期のことをいいます。慢性期に適した施術を進めていきましょう。
マッサージや運動療法などを受け、血流を良くするということが大切です。お風呂にゆっくりと浸かり、温めることも効果的です。慰安マッサージは整体院でも受けることができますが、保険適用外の施術になるため通院は自賠責保険を使える整骨院で専門的に施術していくことをお勧めします。
むちうちは自宅で治療できる?
「仕事が忙しくてなかなか通院できない!」「プライベートの予定が詰まりすぎていて今週も通院できなそう…」このような人のために、ここではむちうちのセルフケア方法や注意点について解説していきます。
むちうちのセルフケア方法①
ここでは、慢性期になった後に自宅でできるストレッチ方法をご紹介します。
- ①首を前に倒す、後ろに倒す。ゆっくりと行います。
- ②首を左側に倒す、右側に倒す。ゆっくりと行い、首筋が伸びたところで止めます。
- ③首を回す。ゆっくりと優しく回します。
これらの動作を3~4回繰り返すことで、首筋の筋肉が緩みすっきりします。
むちうちのセルフケアをする際の注意点
むちうちに効果的なストレッチ方法をご紹介しましたが、ストレッチを行う際は注意しなければいけないことがあります。
まず、急性期にストレッチをしたりマッサージをすることは避けましょう。ストレッチを行ってもいいのは、慢性期に入ってからです。急性期と慢性期の判断は自らで行わず、医療機関の先生に任せるようにしましょう。
次に、ストレッチを行うときは決して無理をしないようにしましょう。少しでも痛みや違和感を感じたらストレッチを中止し、安静に過ごすことが大切です。
むちうちのセルフケア方法②
患部を温める
実は冷やすべきか、温めるべきかは、時期によって変わってきます。
事故直後
頸部に炎症が発生している場合は、熱をもっていますので冷やすことでその炎症を抑えます。これによって、炎症が神経などに及ぼす影響を最小限に抑えます。市販の冷湿布などでも効果がありますが、病院で処方してもらえば自賠責保険で補えます。
一定期間経過後
頸部の炎症が治まったあとは、血流をよくする必要があります。極端に温める必要はありませんが、お風呂などに入って温めて血行をよくするなどの方法が有効です。ずっと冷やし続けてしまうと、結構を悪くしたり頭痛の原因になる可能性もありますので気をつけましょう。
むちうちは自宅ケアよりも通院!
交通事故でむちうちになってしまったら、一刻も早く治療を受け、症状を緩和させることが大切です。しかし、仕事やプライベートの予定が重なると、思い通りの通院ができない場合もありますよね。今回は、交通事故でむちうちになってしまい、思うように通院ができない場合のセルフケア方法をご紹介しましたが、やはり整骨院へ通院を続けることが症状緩和への一番の近道となります。
まとめ
むちうちに効果的な自宅でできるマッサージ(ケア)方法を述べてきましたが、
自身の生活や仕事において、痛めてしまった首や腰をどのくらい安静状態にできるか、また自分でケアできるかによって経過は確実に変わってきます。ケアをやるやらないで大きく個人差がでますのでできる限り試してみてください。
ケア方法などわからないことがあれば当院までお気軽にお問い合わせください。